はじめまして。タケシです。FX専業トレーダーをしています。
2020年8月第一週(8月3日~8月7日)のチャート分析、今後の展望を考えていきます。
ドル円チャート分析、今後の展望
まずは、週足から。
週足では、①のサポートラインに支えられ、大きな戻りが入りました。
来週も、①、104.5円近辺は強く意識されるラインになりそうです。
次に、日足を見てみましょう。
週足のサポートラインに支えられた後、②のレジスタンスラインに抑えられて週末を迎えました。
②は、サポートラインだったものが、レジスタンスラインになっています。いわゆる、レジサポ転換というものですね。
来週は、106円を明確に上抜けなければ、①と②の間、104.5~106の間でトレードをすることになります。150pipsありますから、十分にトレードができますね。
更に下位足を見て具体的な展開を考えたいところですが、あまりにも一方的にブチ上げているので、来週のチャートの形を見てエントリーポイントを探す必要がありそうです。
1時間足
③、緑のトレンドライン割れが一つの目安になるでしょうが、この角度だと、割れたからといって安易にショートするのは危険です。
ユーロ/米ドル分析、今後の展望
まずは、週足から。
先週は、①の水色のトレンドラインを大きくブレイクし、爆上げしました。
金曜日に押しが入りましたが、まだ押す可能性もありますね。
日足を見ても、まだまだ宙ぶらりん状態です。②のピンクのトレンドラインまで、来週は下落する可能性もあります。
緑のラインで示した「Nの波動」も完成しています。
さらに下位足、1時間足で見ると、それなりにしっかりと押しが入っているように見えますね。
③の緑のラインをブレイクしたら、買いを考えるのも、多いにアリでしょう。(1時間足レベルでのトレード)
1時間足
ただし、上位足で確認したように、それなりに大きな下落になる可能性もあるので、安値割れに逆指値を入れていくことは必須です。
ポンド/米ドル分析、今後の展望
まずは、週足から。
①と②のラインが「ハの字型」に広がっているのが分かるかと思います。
ドル安がどこまで進むかわかりませんが、①の水色ラインまで上げてくる可能性は十分にあります。
エリオット波動の世界だと、拡張型ダイアゴナルというのでしょうか?(用語に関してはあまり詳しくありません^^;)
次に、日足を見てみましょう。
③のレジスタンスラインで一旦抑えられていることが分かります。前回大きな下落が始まったポイントでもあり、意識されるところです。
ドル安傾向とはいえ、一度抑えられて下落する可能性があることを頭に入れておきましょう。
次に、1時間足を見てみましょう。
さきほどのユーロドルの1時間足と比較すると、押しが浅いですね。
もう少し押しを待ちたいところでもありますが、こういった一方通行相場では、強気に④、緑のトレンドラインを上抜けしたら買いを入れるのも、全然アリだと思います。
もちろん、逆指値をしっかりと入れておくのは前提で。
通貨の強弱チャートを利用してドルの弱さを確認した後、ユーロ/ポンドで強弱を確認するしてユーロドルかポンドドル、どちらか優位だと判断できる方にエントリーする。というのも有効です。
週明けすぐに下落しなければ、午前中に④のラインはブレイクしてくることになるかと思うので、個人的には夕方まで待ったほうが良いかと思いますが。
豪ドル/米ドル分析、今後の展望
まずは、週足から。
大きな下落の起点で一旦抑えられたポンドドルとは違い、豪ドルは大きな下落の起点(①の水色ライン)もすでに上抜けしています。より強いですね。
このブログでは、ポンドオージーなどのクロス通貨についての分析はあまりしないつもりですが、こういったことからも、ポンドよりもオージーが強いんだな。と判断することができます。
ただ、これだけ強かった豪ドルですが、直近では勢いに陰りを感じます。
4時間足を見てみると、ウォルフを形成しているように見えます。
③のオレンジのトレンドラインを下に抜けたら、④のラインをターゲットとして下落する可能性があります。
直近80pipsくらい勢いよく落ちているので、来週売りを入れるなら、③のトレンドライン内で一度跳ね返されるか、トレンドラインを抜けてからの戻りを待ってから売りを入れたいものです。
米ドル/カナダドル分析、今後の展望
まずは、日足から。
下落トレンド中ではありますが、①のサポートラインに支えられてダブルボトムになる可能性もありますし、②のトレンドラインを下抜けた後の戻りで裏タッチをしている。とも見ることができます。
判断が難しい場面です。
下位足を見れば小さく取っていくことはできますね。
例えば、こういったところです。
1時間足
1時間足を見てもローソク足がグチャグチャしていて、迷っているのが分かります。
カナダドルに関しては、積極的にトレードを仕掛ける場面ではありません。
米ドル/スイスフラン分析、今後の展望
まずは、週足から。
①のサポートラインを実体で下抜けているので、下目線です。
ただし、日足を見ると木曜日まで10本連続で陰線をつけています。金曜日は戻りが入りましたが。
そして、4時間足。
②のオレンジのトレンドラインを、上に抜けてきています。
ここからの安易なショートは大ヤケドの危険があるので、売りを入れるにしても、4時間足、1時間足等で戻りの上昇トレンドラインを下に抜けたところなど、チャートパターンができるまで待つべきでしょう。
まとめ
先週は強烈なドル安の一週間でした。
大きな押し戻りに注意しながら、逆指値を浅めに入れて、少し小さめの押し戻りからでも積極的にエントリーをしていこうと考えています。
こういった一方通行相場の時は、積極的にエントリーをしていかないと、指をくわえて眺めているだけになってしまいます。
こんな感じでブログを続けていきたいのですが、ちょっと、ローソク足が細かすぎて見づらいかもしれません。
今後縮尺を変えるなど試行錯誤してみます。